政治経済 メノツケドコロ(積極財政)

一介のサラリーマンが、世相、政治、社会への考えを綴ってます。

防衛費増額。責任を負うのは庶民だけ。地獄のような日本社会。

news.yahoo.co.jp

 

皆さんこんにちは。

最悪のDV政府のもと、庶民同士頑張って生き抜きましょう。

 

本日の話題は

「防衛費の増額は、今を生きる我々が責任を持つべきなので増税する!」

という岸田首相の発言です。

 

岸田首相は、防衛費の増額に伴って増税するという考えを微塵も改めるつもりはないようです。

岸田文雄首相は13日の自民党役員会で防衛費増額を巡り「防衛力の抜本強化は安全保障政策の大転換で、時代を画するものだ。責任ある財源を考えるべきで、今を生きる国民が自らの責任としてその重みを背負って対応すべきものだ」と述べ、一部を増税で賄う考えを改めて示した。

 

確かに現在の日本の防衛環境は転換期にあると思います。

 

ウクライナ戦争が勃発したことによって、今までの常識が崩れました。

それは、今の時代でも大国が戦争を起こすことがあるということ。

そして、アメリカは核を持っている国相手には正面から戦えないということ。

 

この二つの事実を、日本人全員が認識せざるを得なくなったのです。

 

なればこそ、防衛費の増額はやむをえない。私もそう考えます。(現在の政府の考える予算の使い道でいいとは思ってはいません。)

 

しかし、本当に責任を持った支出なら尚更税金なんていう不安定なお金を回すのはおかしいのではないでしょうか。

 

税金というのは色々な役割がありますが、主要な一つに景気の調整の機能があります。

 

好景気で消費が活発、所得も増えているならば、消費税や所得税法人税も勝手に負担が増える。だからこそ景気の過熱を防いでくれる。

 

不景気ならその反対です。

 

ということは、防衛費を増税で賄うというのは、景気という不安定なものに防衛という命そのものと言える大事なものを左右されてしまうということです。

 

今年はなんとか賄えたけど、来年は防衛費足りないですなんて馬鹿げた話があり得ますか。

他国は日本の景気など気にして侵攻の日付決めてくれないですよ。

 

それに、増税なんてしてしまったら防衛する前に国民が干上がりますよ。

ただでさえ庶民は30年の不景気に、物価の上昇で苦しんでいるのに見えてないんですか。

 

今国内の土地が外国資本に次々買われていってます。

それも、国民の生活が苦しいのに政府が対策を打ってこなかったことで、やむをえず土地を手放さざるを得なくなったわけです。

 

防衛費増額と増税を交換条件にするのは、結局国を守ることに繋がらない愚かな選択です。

 

だからこそ、防衛費には確実に国債発行で行うという明言が必要なのです。

 

如何に防衛費をめぐる議論が間違っているかを述べましたが、それ以上に岸田氏の発言が許せません。

 

今を生きる国民が自らの責任としてその重みを背負って対応すべき

 

自らの暮らしを守り、国を守るという国民一人一人の主体的な意識こそが何より大切

 

一体どの立場でものを言っているんですか。

今まで30年間不景気を放置し、国民生活を苦しめ続けた責任を政治家は取りましたか?

仮に戦争が起こったとして、政治家が前線に立ってくれますか?

 

国民に対する責任は果たさず、でも国民には責任という負担を押し付ける。

 

そもそも、

国を守る主体的な意識なんて庶民は持てないですよ。

 

自らの暮らしを守ることに精一杯。経済的な理由で結婚も子育てもままならない人が多くいるこの国で、政府が責任を持って国を守るとなぜ言えないんですか。

 

どうして、さらに庶民に責任を負わせるんですか。

 

政府による国債発行で賄う。これ以外の発言をする政治家は全くもって売国奴としか言いようがない。

 

庶民が団結し、このような政治にNOを突きつける!

 

皆さん一人一人の力が重要です。